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レポ・「江戸東京のくらしと食べ物」展へ行ってきた

江戸東京たてもの園は東京都小金井市にある、都立小金井公園の敷地内にある。

昔の建物をそっくりそのまま持ってきて、屋外保存している。


外から見てても楽しいが、

私は入園料を払って中に入り、

広場や建物前のベンチでまったりするのが好きだ。


そんな江戸東京たてもの園で現在、

江戸東京博物館コレクション「江戸東京のくらしと食べ物」展をやっている。


これはまさしく、私のための展示ではないか…!



江戸東京博物館が私は好きで、昔よく行っていた。(現在は大規模改修中)

安定した時代の庶民のくらしと、食べるのが大好きな私。


これは行くしかないと、展示開始直後に馳せ参じた。


小金井公園はいつも賑わっている
小金井公園はいつも賑わっている


展示概要

江戸東京というだけあって、

江戸時代の安定した時代から戦後の食文化までの展示があった。


食に関する雑誌のコーナーもあり、

食のトピックは日本人にとって大事なものだと感じさせられた。


驚いたのは、

寿司ネタ定番のマグロが偶然の副産物だったことだ


江戸時代のある日、マグロが大量に獲れて

使い道に悩んでいたところ、

寿司飯と合わせたら「案外イケる!」となって今に至るそう。


マグロなしの寿司なんて考えられない人が多いと思うので、

マグロ好きならこの件は知っておいて損は無いと思います。



あと、戦後の食糧政策で、

「コーンミールを食べましょう」にも驚いた。

コーンの粉をうどん・すいとんで食べるというもの。


コーンミールというと、私の中ではコーンブレッドとタコスの皮なので、

果たして、うどんにうまく成型できるのか、全く想像がつかない。



戦時中の「節米しましょう」のフレーズは今の世相と重なり、

現代に生きる私たちもコーンミールを検討した方が良いのかなと思ってしまったり。




展示の無料冊子もすごい!

展示物一覧の代わりに置いてあったのが、画像の冊子。

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通常、展示物一覧はペラペラの紙だが、こちらは売れそうなぐらい、しっかりした物だ。

こんなにしっかりした冊子を無料で配っている博物館はなかなか無いぞよ…


中にも解説がしっかり書かれ、「いや、もうこれ売ったら?」と提案したくなってしまうぐらい、内容充実。


これなら次の江戸東京たてもの園での展示も見たくなる。





「江戸東京のくらしと食べ物」展は小金井市・江戸東京たてもの園にて

2025年6月15日(日)まで開催中。


食好きにぜひチェックしてもらいたい展示です。

(多少遠くてもピクニックがてら、行ってみて!!)

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